よくある猫の主な病気とケアを知る
〜消化器系・泌尿器系〜
1コマ=75分(講義+質疑応答)
全4コマで構成されたLESSON7.では、よくある猫の主な病気とケアについて学びます。今回は、消化器系と泌尿器系の病気に関することをそれぞれ2コマずつかけて自然療法家の立場からお話しします。
自然療法は、基本的に飼い主さんが自宅でできるレベルのケアです。
日頃からよく耳にするような疾患に関しては、その症状に関する知識と、自分でできるケアの知識を習得しておき、万が一、そのような状況に陥ったときには、すぐに対応できるようにしておきましょう。
また、繰り返しになりますが、
私たちの目標は、日々を猫と健やかに暮らすこと、です。
実は病気のなかにも、よく気をつけていれば起こる確率が低くなるもの、や、原因が分かっていれば避けられるもの、もあります。
西洋医学的な知識だけではなく、その生物がどうあると健やかでいられるだろうか、という視点を持ち、それを探求することで、猫と暮らす私たちにとって、本当に必要なことは何か、が見えてくるかもしれません。
この講義では、自然療法家としてお伝えできる範囲の病気のこととそのケアについて学ぶことができます。
しかしながら、この講義の真の価値は、そうした病気や症状を事前に防ぐことができる理由や、一元的に植え付けられた思考回路に風穴を開け、思い込みを外すことができるところです。
私は常々、猫たちの健康の鍵は食事が握っていると言いますが、実際には、どんなに素晴らしく適切な食事をしていても病気になるときはなります。
極めて当たり前のことです。
なぜなら私たちには体だけではなく、精神があり、また、この地球上に存在するうえで、環境などの外的要因が存在するからです。
でも幸いなことに、私たちは、知識と実践をもって、病気の状態から遠ざかることができます。
病気になることを前提に準備し、そして病気になってしまったら治療すればいい、…ではなくて、病気にならないことを前提に日々実践し、病気になってもすぐ回復(快復)できる体と精神を養うことを今から目指してみませんか。
Lesson7.で学ぶこと
〔消化器系の話〕
- 猫における胃の働き
- 塩酸(胃酸)分泌の重要性
- 低塩酸症
- 腸管の主な働きと腸管免疫
- 猫の胃腸に影響を与える要素
- 腸管浸漏症候群(LGS)
- LGSが起こると
- 消化器系の症状:下痢
- 下痢の食事ケアと注意点
- 消化器系の症状:便秘
- 便秘のときの食物繊維
- シニア猫の便秘
- 便秘のときの食事ケアと注意点
- 消化器系の症状:嘔吐と吐出
- 嘔吐の意味
- 早朝・空腹時に吐く黄色の液体
- 嘔吐のときの食事ケアと注意点
- 消化器系の症状:炎症性腸疾患(IBD)について
- IBDのときの食事ケア
- 消化器系トラブルで利用したい食材 etc.
〔泌尿器系の話〕
- 泌尿器とその役割
- 腎臓の基本単位:ネフロン
- 腎臓のはたらき
- 泌尿器系疾患のサイン
- 血液検査でわかる腎臓の状態
- 猫の泌尿器系疾患を避けるために
- 猫の尿路結石症
- 猫のストルバイト結石
- ストルバイト結石の食事療法
- 尿を酸性にしたいときに加えるとよい食品
- 尿を酸性にしたいときに避ける食品
- 猫のシュウ酸カルシウム結石
- シュウ酸カルシウム結石のでき方
- シュウ酸カルシウム結石の食事療法
- 低マグネシウム食に注意!
- 猫の膀胱炎
- 猫の膀胱炎の食事療法
- 猫の急性腎不全
- 猫の慢性腎不全
- 猫の腎不全とタンパク質の関係
- 腎不全の食事において重要なこと
- 最低タンパク質要求量
- 猫の腎不全の食事療法
- 泌尿器系疾患に有効な成分・食材
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講義カリキュラム
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<ご確認ください>
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