0期生募集中

セルフケアのプロフェッショナルを目指す

あなたが猫にしてあげたいことはどんなことでしょう？

私たちは、猫を愛し、その存在に癒され、日々、心からの信頼や慈しむ気持ちを彼らから学んでいます。

小さな頃から動物が大好きな私たちは、自分自身も彼らを愛し、癒す存在でありたいと誰よりも願っていることでしょう。

現在、猫の推計飼育頭数は894万6千頭（2021年12月一般社団法人ペットフード協会報告）になり、2013年以降、穏やかに増加傾向にあります。

一方でどれぐらいの飼い猫たちが病気を経験するか、という統計は残念ながらありません。

それでも猫との暮らしが長くなれば、それだけ猫の体調不良を経験する割合は増える可能性はありますし、家族に迎えた猫がお腹を壊しやすかったり、すでに疾患を抱えていたりすることも少なくないかもしれません。

いずれにしろ、どんなに気をつけていても私たちと同じように、様々な要因から猫たちもまた体調不良を経験するだろうことは簡単に予測できると思います。

猫の具合が悪くなれば動物病院へ行く、というのが日本の多くの家庭では当然のように認知されていることを知りながらも、それだけでは十分ではない、と思うのは、潜在的に猫の体調不良が気付きにくかったり、徐々に進行するような慢性的な病気に陥りやすいことを理解しているからです。

小さなサインを見逃さない

なちゅさな猫塾のベーシックコースで基礎をしっかりと学ばれた皆さんに、次に目指して欲しいことは「小さなサインを見逃さない」ことです。

一般に、猫は我慢強い生き物で、体の不調を表しにくい動物だと言われているようです。

でも私には、猫ほど繊細に自分を表現する動物はいないと思っています。

アドバンスコースで「観察眼」を養い、「観察のポイント」を押さえることで、これは誰にでもできるようになります。

少し分かりやすい例で言うと、表現が豊かと言われている犬との暮らしに慣れている人が、猫は一匹狼のようで懐かないし考えていることもよく分からないと言っていたのに、実際に猫と暮らし始めたら、その愛情表現にメロメロになってしまった、ということがたくさんあります。

これは始めのうちは、猫をよくみていなかった（その機会もなかったかもしれません）けれど、一緒に暮らすことによって、その行動や仕草を間近で見るようになり、その感情なども感じやすくなったのです。

このように近くで暮らしていれば、当たり前のように、行動や習性、性格や気質、感情などを感じられるようになります。

アドバンスコースでは、そうした感覚をさらに研ぎ澄ますために、エネルギーの在り方、についても学びます。

一見、学ばなくてもそれぐらい気付けそうだと思う方も多いでしょう。日常的な変化、というところで括れば、先ほどの猫と暮らし始めた人の例のように、これまでと異なる要素によって気付きが起こったということなのですが、猫との日常というのは繰り返される毎日のため、慣れてくると最初の新鮮さは失われ、いつもの日常、になります。

そして、そのいつもの日常の連続が、私たちの感覚を鈍らせる一因になるのです。その感覚の鈍感さが、猫のわずかな体調不良を見逃し、蓋を開けたら取り返しのつかないようなところまで進行させてしまうことに成り兼ねないのです。

アドバンスコースでは、猫の不調を自然療法でサポートするセルフケアを学びます。また、サポートやケアだけではなく、日常においてその行動や仕草への注意の払い方（観察眼）、どのような状況に注意するべきか（観察のポイント）、なども学んでいきます。

心配性の人は心が大らかに安定し

ズボラな人は足りないことに気づきやすくなる

人の気質や性格は変わらない、というのもよく言われますね。

そのように思い込んでいる人も少なくないようですが、私はそれには全く同意していません。

経験を積み、知恵をつけていくことで考え方や習慣を劇的に変化させていった多くの飼い主さんを知っています。経験や知恵というのは、私たちを成長させてくれるそれぞれ大切な要因です。

これまで私の講座を受けてくれた方の中には、とても繊細で心配性の方もたくさんいて、猫に何かあるたびに、「先生…どうしよう〜涙」と駆け込んでくることが、それはそれはたくさんありました。

そうした経験を積んでいくうちに、気がつけば、「そういえばこの頃は泣きついてこないな」なんてことが増え、たまに話をすると「少しぐらいなら様子を見ることができるようになりました」と嬉しいことを言ってくれます。

そうした方達の根本的な部分（気質や性格）は、変化はないかもしれません。でも、それまでに失敗も成功もした経験や、たくさんの知恵によって心が強くなり、少しのことでは動じなくなっていきます。

受講生さんの中には、私と同じようにズボラな人もたくさんいます（笑）

多少のことでは動じない彼らなので、「先生〜、こんなんなっちゃいました〜涙」と連絡がくることもたくさんあります。

でも不思議なことに、「やっぱりこういうことをちゃんとしていかなくちゃダメですね…」、「もうちょっときちんとやってあげようと思いました．」と、ほぼ自己完結でたくさんの気づきを得ています。

あなたがどのような気質や性格であっても、等しく経験と知恵によって成長することができます。学びはそれぞれが得るものは違うかもしれませんが、平等に多くの気付きを私たちに与えてくれるでしょう。

私たちが相手にしているのは、猫という命です

猫は私たちと同じく生をもって生きています。

そして、残念ながらその生は私たちよりもはるかに短いのが事実です。

生きている間、私たちは、苦しみや悲しみからできるだけ遠ざかっていたいと思い、幸せの中で生きていたいと願っているはずです。

同じように、私たちのそばで生きる猫たちも幸せであって欲しいと願っていると思います。そしてほとんどの飼い主さんが、短い生のなかでもずっと健康でいて欲しいと願っているはずです。

だとしたら、彼らの健康寿命を延ばすためにできることを学んでいくことは、私たちの責任であり、義務なのではないかと少なからず思っています。

それが、猫という命に対する私たちの責務だと私は感じています。

ただ、ネットで流れる情報に左右されるだけで良いでしょうか？

権威ある人が言っていることが全て正しいのでしょうか？

そうした問いを含め、なんとなく現状に疑問を感じている人はその違和感を大事にして欲しいと思います。なぜならそれは少なくともあなた自身が無意識に感じている反応で、もっと何かを知りたがっている自分がいるということだから。

そのような方たちはきっと

猫の命に対して責任を貫きたいと思っていたり、

猫に対して誠実でいたいと心の底から思い、行動していたりする人たちだと思います。

少なからず疑問や問いをもって学び始めることは、大きな飛躍への第一歩へと繋がります。

また、猫の基本を学び終え、更なる貢献を猫のためにしていきたいと希望している皆さんへも、このアドバンスで自然療法の素晴らしさを学んでいただき、セルフケアのプロフェッショナルを目指して欲しいと思っています。

アドバンスコースで学ぶ基本のセルフケア

大切なお知らせ

なちゅさな猫塾・アドバンスコース0期生のスタートは2022年5月です。

コースは月に2日間で、9ヶ月間の学びです。

定員10〜15名の少人数制で、今後は年1回の募集になります。

2023年はティーチャーコースを予定しているため募集はしません。

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＜ご確認ください＞

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