本当の猫の食べ物を知る
猫の自然食・実践編
1コマ=75分(講義+質疑応答)
全4コマで構成されたLESSON4.では、本当の猫の食べ物を知り、自然食を実践するうえで必要な知識を0から学びます。
猫たちと暮らしていくうえで、毎日の食事は欠かせないものです。
その食事は、猫たちの体を作り、エネルギーになる大切なものです。
誰もが、いつまでも健康で長生きしてね、と願って、日々、猫たちのために良い食事を模索していることと思います。
「いつまでも健康で長生きしてほしい」
そう願う飼い主さんのために選択肢の一つとして「猫の自然食」をお薦めしています。「自然食」とは猫が元々食べている食事内容を模した食事のことです。
それは、栄養学的に満たされてはいても不適切な供給源でできている市販のキャットフードとはまったく異なる食事です。
生物は、私たちが思う以上に繊細で、奇跡的な存在です。
「ただ自然に逆らわない」というある意味アバウトな選択が、大胆にも、その繊細さや奇跡的な在り方に貢献する最大で最高のメソッドであるという疑い用のない事実があります。
2000年に本村伸子獣医師が、日本で初めて提唱した「自然食」は、その後20年以上に渡って数々の実績を重ね、確実にその有益性を示してきました。
私たちは、猫たちが長生きすれば良い、病気にならなければ良い、と、ただそれだけを目標にしているわけではありません。
私たちが私たちらしくあるためにどう生きていくか、を求めるのと同じように、
猫が猫らしくあるために
猫が猫として命を全うするために
私たちができる最大限をいつでも考え、求め、それを与えてあげたいと思っているのです。
この実践講座は、すでに手作り食を与えているけれどどこかに不安を抱えている方、「自然食」の実践論をさらに強化したい方にお勧めの内容となっています。
そしてまた、食事の基本はやはり「栄養学」ですから、できましたら【LESSON3.猫の栄養学】と合わせて学ばれることを強く強く推奨いたします。
Lesson4.で学ぶこと
- 猫の食性
- 食性に適った食事の大切さ
- 自然食とは何か?
- 猫の消化器〜口から肛門までの旅
- 主食は骨付き生肉
- 生肉の取り扱い方
- 生肉を扱う上での注意点
- お肉の量はどれぐらい?
- お肉の量の決め方
- ボディコンディションスコア(BCS)
- 獣肉類の種類
- 主食のバリエーション
- お肉のローテーションを考える
- 猫ごはん日誌
- 猫の自然食のイメージ
- 自然食への切り替え
- 猫の自然食の割合
- 自然食の具体的な内容
- カルシウムをより深く理解する
- リン過剰摂取のリスク
- 猫に必要なカルシウム量の計算方法
- カルシウムを多く含む食材
- カルシウムの与え方
- カルシウムの代謝とバランスの 取り方
- 胃内pHと消化の関係
- 塩化物の重要性
- 猫たちに「見えてくる変化」
- 健康維持のためのファスティング
- ファスティングの意味
- ファスティングのルール
- 食材の特徴
- 猫に与えてはいけない食材
- 丸ごと食べる(うずらの捌き方)
- 視覚で理解する栄養バランス
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講義カリキュラム
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<ご確認ください>
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