猫の免疫とワクチン接種を知る
1コマ＝75分（講義＋質疑応答）
LESSON５.は全4コマで、猫の免疫とワクチン接種について学びます。
ワクチンに関する考え方は千差万別ですが、その根拠となる知識や情報もまたいく通りもあります。
本当のところはどうなのか…？、一飼い主であった私自身も非常に興味のあるところでした。
元々私には一般に出回っている書籍や獣医師・メーカーなどのセミナーから得た西洋医学的な知識と情報しかなかったのですが、本村伸子獣医師から学び、また長年の、特に自然療法の視点からワクチンの知識や情報を得たことで、より多角的に物事を捉えることもできるようになりました。
今回の講義では、WSAVA（World small animal veterinary association）が2015年に更新したワクチンガイドラインの内容を確認しながら、そこで推奨されている猫のワクチネーションプログラムついても取り上げています。
また、ワクチン接種を語るうえで外すことのできない免疫の話しに関してもしっかりとカバーしています。
ワクチン接種のこと、免疫のこと、これらをセットにして学ぶことで、理解がより深まり、そこに付随する疑問や不安、問題点などを少しずつクリアにしていくことができると思います。
私たちの目標は、猫の健やかな暮らしをサポートすることです。
ワクチンに関することも、免疫に関する話も、それを実現するために、知っておくべき必要最低限の知識や情報であると考えています。
Lesson.５で学ぶこと
- 免疫とワクチン接種の相関図
- 免疫とはなにか
- 猫にとっての外敵
- 外敵となる主な微生物とその特徴
- 感染と感染症
- さまざまな感染経路
- 自然免疫とは
- 自然免疫の流れ
- 獲得免疫とは
- 獲得免疫の流れ
- 免疫の仕組み
- 免疫細胞について
- 白血球の種類
- 細胞性免疫とは
- 液性免疫とは
- 免疫グロブリンの種類と特徴
- ワクチンとは何か
- ワクチンの意義
- ワクチンの種類
- 生ワクチンと不活化ワクチン
- ワクチンの現実的な問題点
- 猫のワクチン
- ワクチン接種に影響を与える因子
- ワクチン接種時の注意点
- WSAVAとVGG
- ワクチンガイドラインを読む
- 猫のワクチンタイプ（分類）
- 個別管理されている猫のワクチネーション
- 子猫におけるワクチネーション
- 接種時期のまとめ
- 添付文書の内容とそのチェック意義
- ワクチンの副反応
- ワクチンの問題点・洗い出し
- 自然感染と接種経路の違い
- 抗体価の理解
- ワクチノーシス
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講義カリキュラム
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